コインパーキングの経営に必要な保険とは!?
コインパーキングは基本24時間無人の経営になりますので、それだけに様々なリスクが潜んでいます。
「売上金の盗難」や「設備不良による利用車両への損傷」「利用車両による設備機器の損傷」などのトラブルが発生した際に助けてくれるのが、保険です。
保険の加入は強制ではありませんが、それぞれの保険に加入していれば損害金を補償してもらえますので、経営を開始する際には前向きに検討された方が良いでしょう。
では、一体どんな種類の保険があるのかを確認してみましょう。
1.保険の種類
(1)企業総合賠償責任保険料
(2)財産保険
(3)動産保険
2.保険の内訳
(1)企業総合賠償責任保険
経営者が抱える様々なリスクを補う保険です。
施設所有管理者賠償責任保険・昇降機賠償責任保険・請負業者賠償責任保険・生産物賠償責任保険などの各保険の補償範囲で補ってくれますので、企業総合賠償責任保険に関しては加入して損する事は、まずありません。
事例1.ゲートが上がりきらず、利用者の車のフロントガラスが割れてしまった
事例2.ロック板の不具合で、利用者の車を傷付けてしまった
(2)財産保険
加害者が不明の設備機器や備品類の損壊や損失があった場合に保証を受けれる保険の事です。
事例1.駐車場内のブロックやフェンスが壊された
事例2.車の接触により精算機が故障した
事例3.強行出庫によりゲートが折られた
(3)動産保険
コインパーキングにおける売上金盗難リスクに備える保険です。偶発的な損害も補償してくれますので非常に心強い保険ですが、その分保険料が高いため、必要に応じて保険をかけると良いでしょう。
事例1. 精算機の売上金が盗まれた
事例2. 火災・爆発・破裂による損害
事例3. 落雷による損害