駐車場経営にかかるランニングコストを徹底解説!?
初心者でも比較的楽に初められるコインパーキングですが、気になるのが維持費です。
この記事では具体的に何にどのくらい維持費がかかるのかを徹底検証してみます。
1.維持費の内訳
1-1.運営管理費
設備機器のメンテナンス
精算機やロック板の定期点検にかかる費用です。
1-2.水道光熱費
設備を稼働させる為の電気代や清掃で使用する水などの費用です。
1-3.集金費
精算機の売上金回収は、個人で行うには防犯上かなりのリスクを伴う為、集金を専門業者に委託する場合は費用がかかります。
1-4.場内清掃費
枯れ葉やゴミを回収したり、土砂を洗い流したりしなければなりません。また、雑草などは速やかに除去しないと景観を損ないますし、最悪な場合は草の根がアスファルトを痛める事もある為、清掃にかける費用はとても重要です。
1-5.その他
1-5-1.町内会費
地域によって異なりますが、町内会費を請求される事があります。一般家庭でも支払っているような金額なので、そこまで問題ではないでしょう。
1-5-2.税金
経営している場所や経営スタイルによって、様々な税金がかかります。詳細は当サイトでもご紹介していますので、参考までにご覧になってみて下さい。
「固定資産税」
「都市計画税」
「償却資産税」
「消費税」
「所得税」
「個人事業税」
1-5-3.保険料
コインパーキングは無人での経営となるため、物損や盗難のリスクが常についてまわります。そういった不安を解消してくれるのが保険です。コインパーキングの経営スタイルや規模によって、必要な保険をかけていくと良いかと思われます。詳しくは、当サイトでもご紹介していますので、参考までにご覧になってみて下さい。
2.コインパーキングの運営スタイル別維持費
土地を予め持っているのか、管理は自営なのか委託するのかで維持費が大きく変わってきます。運営スタイル別でどのくらい違うのか比較してみましょう。
2-1.自営管理
①土地を借りて自営管理
・ロック板などのメンテナンス費用2,000円(1台)
・電気代5,000円
・集金台のレシート160円
メンテナンス費用25,160円
・土地レンタル代
東京都 世田谷区 瀬田
45坪148㎡
坪単価4,800円
月額210,000円
総合計235,160円
②所有している土地で自営管理
・ロック板などのメンテナンス費用2,000円(1台)
・電気代5,000円
・集金台のレシート160円
総合計25,160円
2-2.運営会社による一括借上
①土地を借りて運営会社に一括借上
・ロック板などのメンテナンス費用0円
・電気代0円
・集金台のレシート0円
メンテナンス費用0円
・土地レンタル代
東京都 世田谷区 瀬田
45坪148㎡
坪単価4,800円
月額210,000円
総合計210,000円
②所有している土地で運営会社に一括借上
・ロック板などのメンテナンス費用0円
・電気代0円
・集金台のレシート0円
メンテナンス費用合計0円
総合計0円
まとめ
コインパーキング経営は、都心部に人が集まれば集まるほど需要が高まります。郊外であっても駅近でよい土地があれば、それは間違いなくビジネスチャンスですから、管理運営のパートナー会社を上手く使って安定収入を得るのも良いでしょう。